木の根っこ連続勉強会第三回目「地域で私たちにできることを考える」講師にNPO法人東京ソテリア・地域活動支援センターはるえ野の中西章子さんを招いて東部区民館にて開催しました。       はるえ野で毎週月曜日に行われているヤングケアラーグループ活動「そだち野」の成り立ちや活動の様子が紹介され、中西さんと共に活動するはるえ野の西岡さん、松本さん、楠本さんを交えての発表では、ヤングケアラーのグループ活動と引きこもりがちな若者を対象としたグループ活動がいつのまにか融合されていく様子が語られました。専門職が意識的に組織するのではなく、同じ空間で自然体でつながり合う様を中西さんは「まるっと支援(みんなでコネクト)」と表現されました。「困った」が出せる社会のつながりを互いにコネクトして支援の輪をつないでいく、と。そして「完全」ではなく「不完全なコミュニティ」整いすぎない環境を心地よく感じることが大切とも。             アンケートで印象に残った言葉は何でしたか?との問いに「不完全なコミュニティ」と答えた方が多かったです。                                         講義の合間に前後左右の方々と話し合う小グループの時間は、特にテーマを限定せず感想を語り合うなど自由な発想で発言し合いました。終了後の記念撮影でのみなさんの笑顔はゆるりとした心地よい講義の余韻にひたっているかのようでした。

終了後の記念撮影、みなさんほっこり笑顔です。